展示パネル４ 初期除草

展示パネル４は、初期除草の有効性






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初期除草の有効性
除草において最も重要とされるのが「初期除草」です。
発芽したてで糸くずのような雑草を水に浮かせて枯死させる手法があります。
初期除草の利点は大きく成長した雑草を引き抜くよりも遥かに少ない労力で済むという点です。
田植え後すぐに行う必要がありますが、これまでの除草機はこの時期の除草に向いていません。
そのため農家さんでは独自に下記のような機材を作っている例があります。
竹ぼうき除草
チェーン除草
共通しているのは「効率の高い初期除草に特化している」点と「稲列に左右されず株間、条間のどちらも除草可能」という点です。
上記の除草方法・機具をヒントに、既存の除草機が抱える問題をクリアすべく「ブラシローラー型水田除草ロボット」は提案されました。
ブラシローラーによる除草
歩行型ブラシローラー
ブラシローラー型水田除草ロボット
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LHA書庫ですが、上図のファイルをダウンロードできます。
　http://jyosou-robot.livedoor.biz/lzh/panel4.lzh


ダウンロードURLのインデックスはこちら→チラシと展示パネル


ブログ「水田除草」はブラシローラー型水田除草ロボット開発に挑戦しています。

夏の実験５

　前回の続き、当ブログのメインテーマ実現に向けた実験の報告です。

これまでと同様に３回、ブラシローラーによる除草作業をしました。

除草作業前の稲の様子です。　前回よりも左右の稲の差が少なくなり、葉っぱが広く立ち上がっているように思います。　それでも、ブラシローラー除草をしている左の列は、まったくブラシローラーを使っていない右の列に比べて稲丈が１割程低く葉の数も少なめに見えます。　（移植時の葉数と比較しないと判りませんが・・・）






























左の列の一番手前の株は異常に大きく、右列のどれよりも背が高く葉も沢山あります。　移植時の株数が多かったのかも知れません。

泥の表面を見比べると、右列には１０個を超える雑草が芽を出していますが、左の列には１個だけです。　この１個（下の写真の右下に写っています）は木枠の縁側にある為、ブラシローラが木枠に当たって除草効果が小さかったのではないかと思います。

写真の雑草は成長が遅く、水田雑草では無いように思います。　（右の列に生えている雑草も同じように見えます。）























これまで同様、除草後には白い糸くずのようなものや双葉の雑草が浮いていました。（写真割愛）

「夏の実験６」に続く　インデックスは「夏の実験まとめ」



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夏の実験３

　前回の続き、当ブログのメインテーマ実現に向けた実験の報告です。

まずは作業前の様子です、ますますヒョロイ印象を受けますが、左右の列に大きな違いは見られません。






























前回同様に、条間部にホイール付きのブラシを使って３回除草しました。

除草前に泥の表面を観察すると右側の列には小さな雑草が芽を出していますが、ブラシ除草している左側には見当たりません。




























作業後には水が濁っていますが、上の写真のように雑草と思われるものが浮いています。

前回の実験で双葉の小さな雑草を手で引き抜いて水に浮かせてみたところ、意外にも沈んでしまいました。　雑草って必ず浮くわけではなさそうです。　（調べてみます）

除草期間に本物の田圃で試した時ほど多く浮いていませんが、雑草が少ない為と思われます。　除草剤を使っている田圃の土の為、種子が少なく、季節や環境（木枠に土を入れた構造）の違いによると考えています。

夏の実験４に続く　インデックスは「夏の実験まとめ」


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