水田除草

水田除草に興味を持ち「ブラシローラー型水田除草ロボット」の試作と実験を行っています。   農業経験の無い素人の私が見聞きした田圃の話も書いてみます。

歩行型

利用ご意向アンケート1

ブログ「水田除草」にコメントを書いてくれた皆様、ありがとうございます。

多くの皆さんのご意見をお聞きしたいと考えて立ち上げたブログですが、コメントを書くこと自体に億劫な面があると思います。 簡易アンケートで投票をお願いしたいと思います。 投票する項目にチェックを入れて、「投票する」ボタンをクリックするだけです。

予定の投票数が得られ次第、次のアンケートを行い、多様なご意見を聞かせていただきたいと思います。

今回は、農家さんを対象にズバリご利用意向アンケートです。 農家さん以外の皆さんは別の機会に投票をお願いします。

このブログで紹介している次の装置について「使いたい」「試してみたい」と言ったご意向をお持ちの方は各装置に投票をお願いします。

各装置は以下のようなものを想定して投票をお願いします。 除草幅はどれも1.8m、想定価格での販売を約束するものではありません。 どの装置も提供可能な状況を想定して下さい。 レンタルなら使いたいと言う方も各装置にご投票下さい。

(1)除草ロボット
   自律走行するブラシローラー型水田除草ロボットで、想定価格120万円
   一時間当たりの除草面積25a 、週に2回の除草で条間・株間の区別無く
   アイガモ農法と同等の除草品質実現を想定します。
(2)ラジコンタイプ
   外観や除草能力は(1)と同じですがラジコン型で、想定価格100万円
   製品の動きを目で追いながらコントローラーで操作します。
(3)歩行型
   歩行型ブラシローラーで、想定価格50万円

項目「どれも興味ない」にも遠慮なく投票して下さい。
「既存の方法に満足している」 「面白いが必要ない」 と言う方は「どれも興味ない」に投票をお願いします。 


お手数ですが、宜しくお願いします。
設問の不備についてのコメントやメールも大歓迎です。


2014年の実験の様子はこちらから → 2014 除草試験インデックス 



ブログ「水田除草」はブラシローラー型水田除草ロボット開発に挑戦しています。








需要調査 サイズと処理能力

 展示・説明会の会場では試作機の規模(サイズ)や処理能力について農家さんのご意見は聞けませんでしたが、田圃での実験の際に集まってくれた農家さんからは様々なご意見を頂いています。

もっと「処理能力が高く大型の製品が良い」と言うご意見と、歩行型など「小規模なものを製品化してほしい」と言うご意見に分かれていたと思います。

DSC00027


<<< 処理能力が高く大型の製品が良い >>>

サイズを維持しながら処理速度を上げる方法と、大型化して処理能力を高める方法がありますが、何れにしても現状の試作機は中途半端に見えるようです。

処理能力の限界を合理的に確かめて試作機の走行速度を決定したわけではなく、人が田圃を歩く程度の速度に設定しているに過ぎません。 モーターや発電機の回転音を聞く限りまだまだ余力があり、試作機は発電電力を無駄に捨ていると感じています。 発電能力や全体重量のバランスの中で出来るだけ処理能力(除草運転速度)を高めることで、ある程度(例えば試作の2倍程度)対応出来そうだと感じています。

大型の製品がほしいと言うご意見の中には、「軽トラックに拘る必要なし」とおっしゃる方がいらっしゃいます。 4トン車でも良いし、なんならトレーラーで運ぶから大きい方が良いと言う訳です。 軽トラックで運んで田圃で組み立てるよりも、すぐに使える状態で運びたいと言うご希望なのだろうと思います。

「農業機械がほしいのであってマイコン装置がほしいわけじゃない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。 使い親しんだ機械類に比べると、いかにも華奢で非力な印象がある他、取り扱いに気を使ったり修理や改造をし難いと感じていらっしゃるのかも知れません。
「人が乗れる位のものは作れないのか?」と言う方もいらっしゃいます。 これも同様に踏んでも蹴っても大丈夫な機械がほしいと言うご意見だろうと考えています。


<<< 小規模なものを製品化してほしい >>>

ラジコンやら自律走行の前に、まずは歩行型でも良いから(魅力的に見える)ブラシローラー除草を試したいと言うご意見だと思います。 既存の中耕除草機や溝切り機に取り付けて使える製品を作ってほしいと言うご意見で、「なんならホバーボード付きで手押しでもかまわない」と言う方もいらっしゃいました。

ラジコン化や自律走行を実現することが「とても難しく、開発に何年もかかるだろう」と感じ、早く試したいと言うご意見だと思います。 「自律走行は魅力だが、出来るのを待っていられない」と言う切実な思いがこめられていると感じます。


私たちの説明不足もあってのこととは思いますが、様々なご意見があります。 私たちが農業分野に単独で新規参入する前提で考えると、いろいろ心配になる位ご意見が分かれていると感じています。
特に、「既存の機械に取り付けてブラシローラーを試したい」と言ったご希望に応えようと考えるなら、既存の機械メーカーさんにお願いする方が開発コストを抑えて、早く、確実、安定的に提供出来ると思います。

本件関連の特許や実用新案を独占し、結果的に実現を遅らせたとなれば、お世話になった農家さんへの裏切り行為と言えそうです。 譲渡することは考えておりませんが、他社さんに使用許諾は可能です。 必要であれば、一緒に開発することも視野に入れています。 遠慮なくお問い合わせ下さい。

 E-mail は右にあるフォームで以下のアドレスに届きます。
 e-mail

需要調査関連記事のインデックスは「需要調査 切望される機械」の末尾にあります。


ブログ「水田除草」はブラシローラー型水田除草ロボット開発に挑戦しています。




助成金交付決定

平成23年度 あきた企業応援ファンド事業採択されました

助成事業の種類:
チャレンジ企業育成事業 重点支援枠

申請者名:
株式会社 ダイワ

事業のテーマ:
水田除草作業の省力化のためのブラシローラー型水田除草装置の開発

以下各々1台の全体試作を行い、圃場での実験と展示、販路開拓を行う事業です。
 「ブラシローラー型水田除草ロボット(ラジコン)」
 「歩行型ブラシローラー

多くの皆さんの御指導を頂いて実現しました。 ありがとうございます。

助成金は大切に、かつ有効に活用させて頂きます。

ホバー斜


ブログ、水田除草はブラシローラー型水田除草ロボットの開発に挑戦しています


歩行型溝切り機

 除草期間が終わると水を抜いて田圃を乾かすそうです。 水を入れたり抜いたりを繰り返して、田圃がひび割れないように、また稲の根を傷めないように工夫しながら水を抜くようです。

水を抜く途中で、溝切り機を使って田圃に溝を掘り、排水性を高める農家さんが多いようです。
p_kf22












株式会社 大竹製作所 製 KF22-SS
http://www.otake-ss.co.jp/pro_01.html

最近は簡易乗用型と言われるサドル付きの溝切り機を多く見かけるようになりました。 オペレータの体重を利用して溝を掘るため、作業が楽で歩行型からの買い替えが進んでいるようです。

オータケ簡易乗用溝切機.mpg


 歩行型ブラシローラーの駆動装置として、歩行型溝切り機が使えるのではないかと考えています。 歩行速度に合わせて設計されている為、回転速度が調度良いと思います。 市場に多く出回っているモデル向けに溝切り機を歩行型ブラシローラに改造するキットを作れば、完成品より安価に提供できるのではないかと考えています。


ものは試しと、中古品をヤフオクで落札しました。


”水田除草”は新しい水田除草機械を創る取り組みを紹介するブログです

歩行型ブラシローラーの提案

 ラジコンや自律走行もいいけど、小規模な田圃では使い難かったり費用対効果の点で問題があるかも知れません。 竹ぼうきのように手軽に使いたい、条間に特化した中耕除草機の写真のような手軽な機械が必要だと言うニーズも予想されます。
歩行型


















歩行速度よりもブラシローラーを速く回転させて除草効果を高めます。 ブラシローラーの回転速度を調整することで除草作用の強弱を調整します。 この場合、条間を歩く為、どうしても稲列に拘束されます。

それでも、株間除草の機能を提供出来ると考えています。

歩行型では、ブラシローラーが田圃に深く差し込まれないよう、条間だけにホイールを付けることも考えます。 発泡ポリエチレン(お風呂マットなどのクッション材)などで作れば万一稲に触れてもダメージが小さいと思います。
間欠3D
















今年の除草期間に上図のようなホイールで稲を踏んで見ました。 意外にダメージが小さかったのですが、積極的にホイールで踏むことは避けるべきだと思います。


実現出来ると考えていますが、次のような項目に答えを見つけて進めます。

・ エンジン、減速機の選定
・ 抵抗棒の検討
・ ブラシローラーと減速機のメカニカル・インタフェース
・ ホイールの耐久性


特許、実用新案出願済



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