2015除草試験 ６日目

　６／８日（移植２１日目）秋田県立大学の実験圃場で今年６回目の除草試験を行い、移植１２日目の実証圃場で３回目の除草試験を行いました。

ブラシに絡む稲藁等を払い落とす目的で、空中のブラシ先端を塩ビパイプに押し当てて振動させてみます。

 
確かにブラシ先端付近の稲藁等は振るい落とされて（空中を舞って）付着が激減するのですが、再び落下したものの一部がブラシの根本近くに付着するようです。　稲藁に比して雑草の比率が高く、ふんわりと絡みます。
アームに堆積する量は、変化が見られません。

実証圃場では堆積物が多くて稲にダメージを与えるため、１４０ｍを一往復する度に堆積物を除去することにしました。　手で堆積物を取りながら「田んぼには入らないけど、これって手取り除草って言うんじゃない？」などと皮肉られつつ対策を考えております。

昨年同様、アームにカメラを固定して撮影した動画です。　長時間の撮影でしたが、レンズカバーに泥水が飛んで見える範囲が狭まるので、参考になりそうな部分だけトリミングして公開します。
 


繰り返し見ながら対策案を考えます。　除草期間中に効果を確かめないと説得力がないので、短期決戦です。
ブログをご覧の皆さんからアドバイスなどいただけると有難いです。

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ブログ「水田除草」はブラシローラー型水田除草ロボット開発に挑戦しています。


この記事は「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業（うち産学の英知を結集した革新的な技術体系の確立）」に採択された「秋田式水田ロボット除草機の実用化と実証試験」に係る活動又は成果についてお知らせしています。

2015実証試験 ２日目

　６／５日（移植１８日目）秋田県立大学の実験圃場で今年５回目の除草試験を行い、移植９日目の実証圃場で２回目の除草試験を行いました。

写真は、実証試験の様子です。　この日は風が強く、平均で５ｍ／ｓ 瞬間で７ｍ／ｓ 程の風速です。
直進アシストの効きが弱く、手動（ラジコン・モード）で操作しています。　今後は直進アシストの定数を変更して実験する予定です。

 
田んぼの向こう側まで１４０ｍと言う、大きな実証圃場です。


ブラシを柔らかくした為、ブラシ先端が水平方向に田んぼを引っ掻く距離が長くなったようで、除草効果が高まったようで、水面に浮かぶ雑草が多いと感じています。

 今までも気になっていましたが、ブラシローラーとアームに稲藁や雑草が堆積して重さを増し、ブラシの挿し込み深さが増してしまいます。　発電機をスライドさせて調整できる範囲を超えています。　上の写真手前では転回（旋回）を繰り返すために稲にダメージがあります。
稲藁等が堆積しないように工夫が必要です。　アイディアなどお聞かせいただけると助かります。



写真と動画は、秋田県立大学の学生さんが撮影してくれました。　ありがとうございます。

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