今年は田圃で除草効果を確かめる実験を予定しています。 ホバーボードを使い、水面を基準に走行させて除草効果を確かめることで、「ブラシローラー型水田除草ロボット」の有効性や課題を確かめたいと思います。

秋田県立大学の金田先生と連携することで、稲作素人の私が行うよりも確かな実験になると思います。 また、水稲栽培の実状に詳しいお立場から、実用的な運用方法や実用面の課題なども教えてもらえるのではないかと期待しています。

昨年の実験では伝動部の不具合で力強く走れませんでしたが、限られた予算の中で実験に耐えられる試作機を作る為に汎用のギアを使って製作中です。 手作りを前提とした汎用部品となると大きなギアを選択せざるを得ず、ギアボックスの重量が増すのでブラシローラーの数を減らし、左右各1個(合計2個の)で実験を行う予定です。

下の写真は製作中のギアボックスで、「評価用ブラシローラー」の物とほぼ同じです。 私の手加工では精度が悪く、組み立ててみてはヤスリで修正するなどして作業を進めています。

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5月の連休明け頃から使いたいと言うご希望に間に合うように頑張ります。 機械部品の加工の後で、制御ソフトを修正するなどして、ラジコンヘリのプロポで操作出来る物を目標にしています。 雨や泥水に備えてそれなりの坊滴カバーも準備する必要があり、急いで準備を進めます。

実験の様子をブログでお知らせする時を楽しみにしています。


ブログ「水田除草」はブラシローラー型水田除草ロボット開発に挑戦しています。