HONDA ASIMO がロボットであることに疑問を感じる人は居ないだろうと思います。

asimo2011_spec[1]

Honda┃ASIMO┃新型ASIMO より
http://www.honda.co.jp/ASIMO/about/technology2011/

ASIMOで培った技術を使い、原発事故の現場で活躍すると報じられるロボットも素晴らしい!

 ロボットと言う言葉の定義は曖昧なようですが、広い意味では「限られた範囲で自律的に連続した自動作業を行う機械」と言うことになるようです。 ブラシローラー型水田除草ロボットは田圃内の自律走行を実現すれば何とかロボットの仲間入りが出来そうです。

一方で、ASIMOと同様の意味でロボットと呼ぶことには気恥ずかしいものを感じます。
ブラシローラー型水田除草ロボット = 電気仕掛けの竹ぼうき
そんなコンセプトも大切なように感じています。 竹ぼうきで水田除草をする電気仕掛けです。

この電気仕掛けは、稲を認識して足場を選ぶハイテク技術を搭載していません。 代わりにホバーボード(エアクッション)でかわします。 この電気仕掛けは稲の周囲を選択的に除草するハイテク技術を持ちません。 代わりにブラシの長さや硬さ、密度を工夫して対応します。 ブラシローラーとスカートは消耗品です。 数年使えば補修や交換が必要です。

この電気仕掛けには次の使命があります。
 1. 稲を出来るだけ傷つけない。(人や財産を損なわない)
 2. 無農薬水田の草を取る。
 3. 環境保全型農業に寄与する。(出来るだけ低コスト)

ハイテク技術は一般に高コスト、頑丈な機械は重くて高コスト、と言う傾向にあることから「電気仕掛けの竹ぼうき」と言うコンセプトを大切にしたいと思います。

勿論、農家さんに使ってもらって、改善すべきところは改善し、頑丈にすべきところは対応して行きたいと思います。 要はトータルでどんな仕掛けが役立つのかを考えながら進めます。

竹ぼうきで草取り



水田除草はブラシローラー型水田除草ロボットの開発を紹介するブログです。