ブラシローラー型水田除草ロボットは、「ブラシ先端の深さ」に書いたように、僅か数センチメートルの深さにブラシを差し込んで引っ掻きまわし、発芽したばかりで糸くずのような雑草を水に浮かせて除草します。 ブラシローラーは泥にスリップさせるように回転させますが、比較的小さなエネルギーで済むと思います。

また、10cm程も田圃の泥に車輪が埋もれる状態で走行する方法に比べると、ホバーボードで全体を浮かせて滑るように進む為、推進と移動に費やすエネルギーも小さくなると考えています。

2リットルのガソリンでおよそ4時間、面積にして1haの連続除草が可能と予想しています。

ラジコンや自律走行型にすることで、オペレーターさんの労力を軽減し、その分頻繁に除草をすることで除草品質を高める狙いがあります。 除草頻度を考慮しても省エネになると思います。

ハイブリッド車やEV(電気自動車)の発達にともなって、バッテリーの性能(充電時間や交換工数)が向上すれば、エンジン発電機をバッテリーに置き換え、クリーンな水田除草機に生まれ変わることも出来ます。

ブラシローラー型水田除草ロボットは、株間の除草品質と労力軽減に加えて、省エネにも貢献出来ると期待しています。

ホバー斜













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