ホバークラフトは稲列に拘束されず、浅瀬でも座礁しない優れた特徴を持っています。

調べてみるとホバークラフトのエンジン出力の内、3~4割程度が揚力に、残りは推進力に使われるようです。 電気仕掛けのブロワーを想定して揚力を計算すると下図の想定で100Wの電力でとりあえず浮くようです。 あくまでも計算値ですから実際に確かめる必要があります。

製作の様子(動画付き)はこちらから → ホバースカートのまとめ

推力の方はブラシローラーが使えると思います。 川底を突いて進む和舟のように進みます。

回転軸方向に分割された各々のブラシローラーの回転速度を制御することで、田圃内での旋回やUターンを含む進路変更が可能と考えています。

電気モーターでブラシローラーを駆動する都合上、バッテリー搭載を検討しましたが充電時間やバッテリー交換を考えるとまだ使い難いと考え、エンジン発電機の電力を使おうと考えています。 エンジン発電機や制御部、モーター等の重量をホバーボードに預けます。

ホバー斜













稲列に拘束されないブラシローラーと、同じく稲列に拘束されないホバーボードを組み合わせれば全体として稲列に拘束されず、稲列に対して縦横斜め自在に走行(除草)することが可能な水田除草ロボットになると思います。

ラジコンや自律走行を実現する為には大きな利点になると期待しています。

大きさですが、ブラシローラー、ホバーボード、エンジン発電機を分離出来る構造にして、軽トラックの荷台に納まる大きさにしたいと考えています。 除草幅は6条程度、予定総重量40kg(ブラシローラー15kg、発電機15kg、ホバーボード10kg)、処理速度1.8km毎時(0.5m/sec)、処理能力25a毎時位の物を想定しています。


稲列に拘束されないため、さらに大型化することも可能です。
補足記事「ブロック図とFAQ」もご覧ください。


実現出来ると考えていますが、次のような項目に答えを出して進めます。

・ ホバーボードの設計と試作
・ ラジコンの実現手段
・ エンジン発電機の選定
・ ブラシローラーの交換方法
・ ブラシローラーを支えるアームの設計
・ 田圃の水位(水深)測定
・ ブラシの先端深さの制御
・ ブラシローラーの速度制御パターンの検討


特許、実用新案出願済